To.

RUN




今回はHYBEのお家芸、MVが7分を超える大作のRUNについてなんとな~く考えてみる記事。

時系列的には、INU→RUN→prologueだと思うけど「ここはこうだからここに繋がる!」という一貫性のある書き方をしていないので(致命的)、わたしのブログなんかは適当に読んでください。MVのシーン順に考察しているので行ったり来たりします。

yokutaberuhito.hatenablog.com

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RUN Official Teaser
RUN MV shooting
RUN in HOTEL 151208(ソクジンペン各位、2:01/2:35/2:59/3:30/4:37は確実にソクジンによるソクジンペンのためのキリングパートだから覚悟して)
RUN christmas ver. 
RUN Dance practice
ジミンによるButterfly
ホソクによるRUN
ジョングクはまだ赤ちゃん
俳優キムとクク監督
雨とダンス
アメージングスパイダークク
防弾が説明するRUN(通称:説明少年団)(そんなものはない)
RUN関連、多。説明少年団は日本語訳がないので雰囲気で察するか韓国字幕で見て頑張って翻訳するしかない。in HOTELは何度見てもソクジンにオーバーキルされるし、かわいさに溺れたい時や一緒に着衣入浴したい時、顔についた髪の毛をセクシーな顔で取ってもらいたい時などはおすすめ。ソクジンの度を越えたかわいさは滋養強壮に良い。

興奮を抑えて、まず時系列の整理。INUは学生時代からみんながバラバラになるまでの本当の世界線。まだタイムリープが起きていない彼らの本当の結末。そして今回の主役のRUNは22年4月11日以降かつタイムリープ後の世界線。prologueもタイムリープ後の世界線ではあるけどRUNから続く世界線。だと思う。
shootingではジョングクが「INUが悲しみの中に幸せがあるとしたら、RUNは幸せの中に悲しみがあって…似てるけど少し違う」と言っていてなるほどな~となった。

ほほう…。MV冒頭からなんとも不穏な…。花様年華と不穏というワードは切っても切り離せない関係だから仕方ないか。テヒョンが背中から水に落ちるシーン。花様年華 on stage : prologue - To.このprologueの記事に長々と書いたインセプションと同じシーンがあってテヒョンが悪夢から覚める“キック”なのかと思ったり。


インセプションのキックシーンを参考までに。謎にSNOWで撮ったから盛れてて草(どこが?)まあインセプションは一旦忘れて、RUNのMVのテヒョンはprologueのラストシーンを彷彿とさせる。

ナムジュンがコンテナで暮らしているということは学生時代ではないことの裏付けになる。スクショ撮ってなかったんだけどコーラの中に氷入れるシーンがある。説明少年団でホソクが「テヒョンが水に入るシーンと繋がってるの?」って言ってたけど特にそれに対する返答はなかった(ないんかい)。ソクジンが「コーラなの?コーヒーじゃなくて?」って変なところに疑問抱いててかわいかった。ユンギが「繋がっていそうなシーンがかなり多い」って言ってたし単純な考察でもあながち間違ってはなさそう。

ここのシーンが写った時にナムジュンが「たくさんの意味が込められているからその意味を探すともっと面白い」と言っていた。でもその後すぐに「みんなそれぞれを何かを象徴するシーンが多いけど僕はわかりません」と言っていて7人の中で唯一花様年華の内容をしっかり理解していると思っていたナムジュンもわからないとなると、もう誰も理解できないのでは?そしてコンテナに描かれている数字“20219”。ご存知の通り数字や文字を見ると、特殊な訓練を受けている考察芸人たちは大変興奮する。わたしが探し始めた時はすでに答えが山ほどあっただろうけど数字がぴったり合うのが20年2月19日のON Kinetic Manifesto Film:Come Prima公開日。おお~!!?と思ったけどONの公開日はRUNから約5年後、そしてONは関係ないような気がするので却下。あとは2月19日にBEが発売されているけどこれも関係なさそうなので却下。2019年2月20日とも考えたけど繋がりそうなものはなくてこの数字は日付ではなさそう。
そうと来たら(どうと来たら?)、次に考えるのが場所でしょう。緯度・経度として探すには数字が短すぎるので駅番号や路線記号として探してみたらナムジュンの出身地、一山に20-219番ターミナルがある。他界隈でのおたく歴が長すぎて我ながらリサーチ力高い。当たり前だけどネイバーマップ全部韓国語でかわいい。現実のナムジュンの出身地である一山にあるバス停の番号、花様年華のナムジュンの居住地であるコンテナを掛けているのかもしれない。なぜバス停なのかはNOTESや映像でナムジュンがバスで移動したりバス停にいるシーンもよくあるからだと思う。個人的にはこれが一番しっくりくる数字の意味だった。

ナムジュンがコンテナを開けるとカットが変わり、パーティーのシーン。

急にみんなイケイケドンドンになるけど顔がちゃんと赤ちゃんだからほっこりしちゃう…。NOTESや漫画で7人がパーティーをするのは3回。ジミンが入院している病院の待合室でやったジミンの誕生日パーティー、コンテナでやったジミンの退院パーティー、そして同じくコンテナでやったジョングクの退院パーティー。まず、病院の待合室でやったパーティーはジミンを病院から連れ出すために誕生日と嘘を吐いてやったパーティーEuphoriaでそのシーンがあるのでおそらく違う。RUNのこのパーティーでは車椅子が出てくるからジョングクの退院パーティーかとも思ったけどジョングクの事故やら何やらはEuphoriaよりも後で時系列に考えるとかなり先の出来事なのでこれも違う。そうなると自動的にジミンの退院パーティーとなる。でもこの短いシーンではジミンが主役っぽく見えない。後々パーティーシーンが出てくるので一旦ここではジミンの退院パーティー(仮)としておく。
この一瞬のパーティーシーンで注目したいのがテヒョンとソクジン、そして壁の落書き。ソクジンはRUNでもビデオカメラを回している。カメラを持つソクジンについては何度か書いているので割愛。グラフィティをするテヒョンは物語で重要なシーン。ここではソクジンにバツ印を描いている。このバツ印が服を貫通して(?)、ソクジンの肌に写ったらしい…。ゴクリ…。バツ印についてはNOTESに似たシーンが書かれている。22年8月11日のテヒョンの日記に「グラフィティの上に大きくバツ印が描かれているのを見つけたのは、しばらくあの子を捜し回っていた時だった。“辛いことがあったら1人で悩んでないで言えよ”バツ印はその記憶の上に描かれていた。嘘だと言っているように思えた。(中略)」とある。時系列的に考えてもかなり先の出来事なので違うとは思うけど模しているシーンなのかもしれない。個人的には、今後のテヒョンとソクジンの関係性を表しているように思う。ソクジンはみんなで海に行った帰り、テヒョンと喧嘩になっている。通称、キム三兄弟の内乱(そんなものはない)。


同じ画像をもう一度載せたのは壁の文字を見るためですよ。ソクジンを見るためではありません。肌に写ってしまった赤いスプレーは一生懸命拭いて落としたらしい…。ゴクリ…。みなさん壁の文字に注目してください。
WASTED YOUTH:“無駄な青春”、ソクジンのタイムリープを表している?
ENTER THE VOID:日本を舞台にしたフランスの映画らしい。内容はしっかりR18で“射殺された主人公が魂のみの存在となり空間を彷徨う。して関係があった様々な物や人に入る”という映画。だからEnter=入る、Void=空間なのねと納得したけどレビューを見るとまあまあ辛辣で観るのやめた。教育に良くないような気がして…(?)映画のキーワードとなるのは“死後の世界”と“輪廻転生”。悪夢を彷徨うテヒョンのことを表してる?ソクジンとテヒョンがフォーカスされているシーンだしWASTED YOUTHENTER THE VOIDは2人のことを指しているのかも。
THE TODDLERE EYES ARE WID:幼児は目を見開いている(ジョングクのかわいいおめめのこと?)
THE OF HIS KNIT:彼のニットのタッセル(はい?)
LIMPLY TOWARDS THA SUBWAY CA:地下鉄に向かってのんびりと(はい?)
CANVAS HIGHコンバースハイ!!!?!??ノムチョア
LUMPENSINUにも出てきていたMV制作会社の名前。自己主張強いな。
Lust(Rust):JE NE REGRETTE RIENのナムジュンのコンセプトフォトにLが消されLustではなくRustになった写真がある。このコンセプトフォトで手の甲にタトゥーシール貼ってるナムジュンとユンギがわたしの性癖にノーアウト満塁サヨナラホームラン。Lusu=欲望、Rust=錆。欲望、身から出た錆?今わたし何言ってる?
SAVE ME FROM MYSELF:“人制から救って”、日本語版にも描かれている文字。
MAKE ME CRY:RUNの歌詞にあるし日本語版にも描かれている。
MY LIFE HAS BEEN RUINED BY THIS TRAIN:“僕の人生はこの電車によって台無しになった”。エッ!?不穏すぎん!?これも日本語版に登場する文字なんだけど花様年華で電車が出てくるシーンってホソクがソンジュを出る時くらいだと思うんだけど何か意味あります?あんまり言いたくないんですけどもしかして壁の文字は無意味ですか?
DRAW ME LIKE ONE OF YOUR FRENCH GIRL:“フンラスの彼女みたいに描いて”、映画タイタニックのセリフ。ヌードを描かせるシーンだった気がするんだけど、壁の文字…グラフィティ…テヒョン…ソクジン…。はい?
他にも“死”とか“無罪”とか“BTS”とか関連しそうな単語がたくさん描かれている。文章っぽいのだけ引っ張り出したけど意味、ある?

パーティーのシーンから、テヒョンのグラフィティが警察にバレて追いかけられるシーンに切り替わる。22年5月11日、漫画でも似た場面がある。漫画ではテヒョンが警察に追いかけられ、ナムジュンがいるコンテナに逃げてきて泊めてもらう、という内容だったのでMVとは少し違うけど重要なシーン。ここで気になるのは、警察に捕まった時にナムジュンを見て何かに気付いたような表情をするテヒョン。ソクジンのタイムリープ後に変化があったのは彼らの結末だけではなく、テヒョン自身にも変化があった。その変化とは悪夢を通して“真実”を見ているということ。ソクジンのタイムリープによって過去は書き換えられ、知るはずのない過去を見てしまっている。RUNに限らずテヒョンがみんなを見て何か考えているようなシーンがあるのはその悪夢のせいでしょう。タイムリープ後の22年4月11日~5月11日前後の出来事だと推測。

説明少年団では「このトランプタワーはのりでくっついていた」と弟たちに暴露されて「ヤー!」ってなるソクジンかわいすぎて保護した。このトランプタワーのシーンはタイムリープの成功と失敗を表すシーンだと思う。組み立てたトランプタワーはソクジンが変えてきた過去を表し、テヒョンによって重ねてきたその過去は崩されてしまう。なぜテヒョンなのか。

水の中で藻掻くテヒョンと、何かに気付いた表情のソクジンが交互に映し出される。みんなを救い、ようやく終わったかのように思えたタイムリープ。しかしRUNの世界から繋がるprologueの世界でテヒョンは展望台から飛び降りておそらく死んでいる。それによってソクジンはまた4月11日に戻り全てをやり直さなければならない。前述のテヒョンと同じ、何かに気付いたような表情なのはタイムリープの失敗を表しているのではないかと思う。ここでもうひとつ気になるのがテヒョンが着ているNIRVANAのTシャツ。見たことあるな~と思ったら昔々嵐の櫻井翔さんが同じもの着ていた気がする。着てる人多かったよねこのTシャツ。prologueではナムジュンが全く同じものを着ている。


バックミラーに映るソクジンかわいい。22年4月11日のナムジュンのNOTEに「全く同じ文字がプリントされたTシャツ」とあるので同じTシャツなのは意図的。NIRVANA(涅槃)とは人間が持つあらゆる煩悩が消滅し、苦しみや悲しみから離れた安らぎの境地、または死。エッdie!!?と思うけど安らぎと死は紙一重な気もするし涅槃はprologueの世界そのままって感じ。

続いてホソクとジミンのシーン。ホソクがナルコレプシーの発作により入院するのが22年5月10日。マヌケとの喧嘩で怪我をし、精神病棟から外科病棟に一時的に移っていたジミンと再開するのが22年5月11日。ホソクとジミンの再会は約2年ぶり。7人がバラバラになった後に誰一人ジミンの居場所を知らなった。2人が再会しなければジミンは消息不明のままで、7人で集まることもできなかったかもしれないのでかなり重要なシーン。


トランプについてはスメラルド記事にも少し書いたような気がするようなしないような…。トランプや柄にも様々な意味があるらしい。わたしが持っていたのはポケモントランプだったから…やっぱり書いたな。もしかしてわたしもタイプリープしてる!?
花様年華でよく出てくる“蝶”。色々な意味を持たせていると思うけど、まず思いつくのが“バタフライ効果”。量子力学で少し勉強したけど何度も映る蝶の画像が気持ち悪くて断念したやつ。バタフライ効果とは、些細な出来事が最終的に大きな出来事の引き金となるという考え方。蝶の羽ばたきが竜巻を起こすのか?という名の通りカオス理論のひとつ。調べてる内にぶち当たった映画バタフライ・エフェクトはその効果とタイムリープを題材にした映画らしい。ちょっと気になるけどストーリーが想像できるな(やめろ)。話を戻して、キリスト教では蝶は復活の象徴、そして仏教では輪廻転生を表す。

わたしの大好きなシーン!唐突に始まる、大乱闘ヤンコチブラザーズ!ジョングクが本気出せばユンギなんてばいきんまんのごとく遥か遠くに飛んでいくだろうに…。大乱闘というよりはジョングクがユンギを制止しているように見える。NOTESではソクジンがユンギの自殺を止めるために何度もタイムリープをしていることが書かれている。外的要因があったナムジュンやジョングクの悲劇は回避できても、ようやく助けられたと思ったら病院で目が覚めたユンギに「俺マジで死んだんだ、助かったって思いました。どうしてですか?放っておいてくれればよかったのに(中略)」と言われる始末。どうしようもないけど好き…。ユンギの自殺の原因はユンギの中にしかないことに気付き、“同じ眼差し”をしたジョングクにユンギを助けるよう仕向ける。人との関わりを持ちたくないユンギにジョングクを向かわせるのはジョングクを傷つけることにもなる。でもユンギを助けるにはその方法しかない。ジョングクは何度止めても死のうとするユンギを見限ることもあった。しかしそれが原因でユンギはまた死のうとする…という地獄の悪循環のシーンではないかと思う。ジョングクに見限られて死のうとする逆張りメンヘラユンギちんかわe~!ヤンコチが自殺を試みるのが22年4月11日で、ソクジンが2人のことを書いているのが22年5月2日。この期間中にヤンコチはドタバタしていたのでしょう(言い方)
ヤンコチの愛しさがこの大乱闘シーンに詰まってる気がするんだけどちょっと話してもいい?いいよ。ありがとうじゃあ話すね。
ジョングクの頬にある傷。ユンギとの乱闘でついた傷かと思ってたけどNOTESや漫画を見る限り、ジョングクはしょっちゅう不良に喧嘩ふっ掛けて殴られて傷を作っている。ユンギは自分が関わることでもちろん自分が傷付きたくない、相手にも傷付いてほしくない、不幸になってほしくないと思っている。そんなユンギが自殺しようとするたびに現れるジョングクがいくらしつこいからといって(?)、殴って傷付けるようなことはしないと思うんだよね。そりゃタイムリープで過去の記憶が無いにしろ、毎回自殺を止めるたびに理不尽に突き放されるわけだし、たまにはジョングクがユンギを見限ることはあったとしても。傷はおそらく不良(または義兄)に殴られてできた傷だと思う。制止しようとするジョングクに抱き着かれて(カワヨ)突き飛ばしてるだけなような気がする。ユンギが退学になった原因も、ジョングクが教師に殴られるのをかばったのが理由だし、ユンギはジョングクを(物理的には)傷付けない。そう思うと愛しい。だからこのシーン大好き。でもユンギの自殺衝動がジョングクを傷付けていることについてはスルーしてておもろい。ジョングクを突き飛ばしてキバノロ叫びして(してない)椅子ぶん投げるユンギかわいい。NOTESではこうなる経緯がしっかり説明されているのにMVでは「オラァァァ!!」のみで説明する気なくて草。
ていうかユンギのヘラヘラした演技もジョングクの苦しむ演技もかなり上手だよね。shootingで「おい!!飯食ったか!?」「ヤンコチ奢ってくれるって言ったじゃないですか!?」って言いながら喧嘩してて超カワヨ。にっこりほっこりもっこしちゃう。


ジョングクがユンギに突き飛ばされ、カットが変わりパーティーシーンになる。みんなが楽しんでいる中、ジョングクがズームイン・アウトすると6人の姿はなく床にはガラスが散らばっている。ジョングクが目を逸らすのは“ユンギを見限った”とことを表しているのかも。それによりユンギは死に、“楽しかったあの日はもう戻って来ない”とも取れる。22年5月2日のソクジンのこのヤンコチと思われる出来事が書かれていて、ジミンの退院パーティーが行われるのは22年5月15日。直前のシーンがジミンの退院パーティーだとするとそのパーティーは行われないとも取れるし時系列的にもおかしくはない。

カットが変わると“楽しかったあの日はもう戻って来ない”ということを裏付けるようなシーンに切り替わる。

ユンギが椅子を投げて鏡が割れ、ソクジンが積み上げていたトランプタワーが崩れる。割れた鏡と一瞬だけ映る“青い花”。スメラルドの記事に少し書いたんだけど、RUNで映るのはスメラルドらしき花。色は同じだけど微妙にデザインが違う(デサインって言うな)。時系列的にスメラルドがまだ登場していない、かつ見た目がスメラルドとは異なるということで今回は“青い薔薇”として考えてみる。青い薔薇の花っ言葉は“不可能”。ヤンコチの関係性、そして倒れたトランプタワーの修復が“不可能”ということを表しているのかも。そして割れた鏡。他の映像でも割れた鏡やガラスが割れるような音がよく使われている。22年8月30日のソクジンの日記に「どこからか、ガラス窓の割れるような音が聞こえた。」とある。漫画でもガラスが割れる描写がかなりある。テヒョンが父親殺しとして逮捕された時、ジョングクがビルから落ちてきた時などガラスが割れる音と同時にソクジンが4月11日に戻っている。漫画の表紙も割れたガラスが描かれているので重要なシーンであることには間違いない。ガラスの割れる音が聞こえるということはソクジンがタイムリープに失敗したことを表す。

shootingでここのシーンを撮り終わったジミンが「男臭い」って言ってて思わず深呼吸した。匂いは身体の中と脳に彫れるタトゥーだからね。コンサート会場でも「嗅いどこ!」って何回も深呼吸するでしょ、それと同じ。超かわいいよねここ。中段左のスクショのテヒョンのかわいさ異常だよね。

INUにも似たようなシーンあるので参考までに。
INUではカーブミラーに写る自分たちの美しい顔を眺めるというシーンなんだけど(違うよ)、ここでは“ユンギだけが写っていない”んだよね。prologueでもソクジンとユンギのツーショチェキでユンギだけが写っていなかった。かなり先だけどWINGSのソクジンのコンセプトフォトでも“ユンギだけがいない”という写真がある。意図的なのかたまたまなのか…。

ソクジンがイヤホンを外すシーン。他の映像でもイヤホンやインカムを付けているシーンがある。ソクジンは学生時代に6人の素行を校長に報告していた。そのことと関連しているとは思うけどRUNは学生時代の話ではないし急にこのシーンが出てくるのが謎。どうしてですか?

京畿道軍浦市山本洞のトンネルで撮影されたらしい。リモート聖地巡礼楽しいしひとりぼっちでもできる…。でもトンネルって逃げ場ないし怖いよね(何から逃げてる?)。トンネルで暴れたり原っぱを走り回るシーンはNOTESにも漫画にも無い。イヤホンをしているソクジンを見るジョングクから(わかりにく)カットが変わりトンネルで悪さをする少年団たち。最初は「7人でいるのが楽しいからっておだってんな~」と思ってたんだけどクラクションが鳴り響くトンネル内で「車どかせこの野郎!(さすがにケセキとは言ってないか)」って罵声があることに気付く。エッ車?邪魔とか云々の前に車に落書きされてジュース垂らされて唾とか吐かれてますけど…。もしかしてモブたちにはソクジンしか見えてない?これだけ車にあれこれされたら普通は進路妨害をしているソクジンよりも暴れ回っている6人に何すんだ!って怒ったり下手すりゃ降りてきて殴ったりすると思うんだけどクラクション鳴らして車どかせ!って不可解すぎない?聞き取れないだけでモブたちは怒ってるのかもしれないけど、どう考えてもおかしいシーン。ソクジン以外(本当に死んでいるかは別として)みんな死亡判定ってことなのかな。急にホラー展開。

次はトンネルのシーンから切り替わって、ジミンがバスルームのドアを開けると6人がいる。ここのシーンもよくわからなくて、ドアを開けるジミンの髪が羽根だらけなんだよね。MVの最初の方に枕投げしてるしその時に羽根だらけになったからシャワーに来たのかな?と流れは理解できる。でもその枕投げのシーンって7人全員いるんだよね。それなのにバスルームにも6人いるのはおかしい。ジミンも「あれ?」という表情。バスルームにいたソクジンに手を引かれてバスタブの中に沈められる(言い方考えな)。ジミンはINUで入水自殺を図るシーンがある。そしてジミンの入水自殺を知っているのはタイムリープをしているソクジンのみ。そのソクジンによってバスタブにぶち込まれるの皮肉だな~…。MV冒頭に(仮)としていたジミンの退院パーティーがこのバスルームでのパーティーに繋がっているとしたら主役は間違いなくジミン。ということはRUNの中で行われているパーティーはジミンの退院のパーティーと推測。そして日付は22年5月15日。バスルームの壁に描かれている文字は全く見えない!スケッチフォトを見ても全然わからない!というかほぼ写ってない!特に深い意味はなく飾りということにしておこう…。

そしてこのMVを通してサブリミナル効果のように挟まるテヒョンの水中のシーン。


バスルームでのシーンでテヒョンがバスタブに落とされるシーンもある。なんだが皮肉やわ…。(誰?)

上段がRUN、下段がINU。ソクジンが横を目を逸らすように横を向くと水中で藻掻くテヒョンが振り返る。INUでは動向を注意するようにテヒョンを見るソクジンが映る。今後の2人の関係性を暗喩していると思われる。

ソクジンとテヒョンの意味深なシーンから、ジョングクが振り返るシーンに切り替わる。トンネルで暴れた後のシーンだとするとソクジン視点となる。振り返ったジョングクが少し微笑む。なぜ!!!!???(考察しろ)


INUでもジョングクが振り返るシーンがある。ジョングクの本当の結末は飛び降り自殺。交通事故に遭うのもまだ先の話だからそれまでの伏線でしょう。


そしてクレジット直前のラスト、水に落ちたテヒョンが上がってくるシーン。公開順は違えど、おそらくRUNはprologueに至るまでの出来事。prologueでテヒョンが展望台から飛び降りた後にタイムリープが起こっているはず。タイムリープが起こらなければテヒョンは死んだままで水からは上がってこれない。ということはこのシーンはタイムリープが起き、未来が変わったことを表していると思う。

そしてクレジット。BGMはButterfly。このシーンのホソク「わ~!海だ~!」ってかなりショタを感じる…。わたしショタ少年団、大好物なんですよね…。


クレジットが終わりに写るのは先に公開されていたprologueでの海の写真。エモ。こんなのジャケ写じゃん。携帯の電池パックの蓋に貼るじゃん。これ違う記事でも言った気がする。もしかしてタイムリープしてる?あれこれも?


エッッッッッ!!!??ソクジンは!!!!???消えてるんだけど!!!!???最初はソクジンはいつも撮る側だから写ってないんだ~と思ったけど直前のカットでしっかり写ってる。ということは最初から写っていないのではなく、“消えている”。ソクジンだけが写真から消えると流れ的にソクジンが“死んだ”ということになりそうだけどソクジンに死亡フラグは立たない。

prologueのラストに似たようなシーンがある。ユンギとツーショだったはずのチェキにはソクジンしか映っていない。RUNではソクジンだけがいない写真、prologueではソクジンしかいない写真。死亡説以外の理由を考えると、6人と違うのはソクジンがタイムリープをしているということ。つまりタイムリープ後のソクジンは“未来から来た人”ということになる。タイムリープものでよくあるのが“タイムリープした先で過去の自分に会う”という設定。花様年華にはそういうシーンはない。つまり未来にも過去にもソクジンは1人しかいない。過去に戻り未来が変わった場合は、未来が変わる前のソクジンはいないということ。1つの全く同じ時間軸だけをリープしているのか、パラレルワールドのように日付は同じだけど全く違う時間軸にリープしているのかは不明だけどもし1つの世界をリープしているのであればソクジンに限らず全員が1人しかいないはず。そしてprologueにある蝶々が逆向きに移動するのも納得できる。
違う時間軸にリープしているのであればリープの起点の日(4月11日)から世界が分岐していてみんなもソクジンも多数いるはず。ということは写真にも写るはず。なのでおそらく世界が分岐したパラレルワールドではなく1つの世界線でリープしていると思う。自分的にはかなりしっくりなんだけど説明が下手過ぎて逆にややこしくなったら申し訳ない。

RUNはprologueよりも前の話で、タイムリープの時間軸が1つの世界だと仮定するとジミンがこの写真を持っているのは辻褄が合わない。逆に考えても辻褄が合わない。考察蟻地獄だ。タイムリープしているソクジンは1人のみで、このシーンがprologueよりも後と考えるとソクジンは“元々いなかった”と納得できる。でもそうなるとprologueでユンギが写っていない写真の辻褄が合わない。写真を見ているソクジンがいつのソクジンなのかによるけどprologueの海で遊んだ後な気がするけど、車内や周りに6人がいないのが不自然。みんなと別れた後だとしてもユンギが写ってないのはおかしい。というか、prologueのラストはテヒョンが展望台から飛び降りた後だから穏やかな表情で写真なんて見てないよな…。タイムリープをしたソクジンは1人しかいない、かつソクジンはタイムリープ前の記憶があるということを考慮して写真を見ているのは別の時間軸からリープしてきたソクジンと推測。prologueとRUNをごちゃ混ぜにした考察になっちゃって申し訳ないけど…伝われ!!!!!!!
ジミンがバスタブで写真を燃やすシーンとバスルームで行われているシーンが同日とも思えないし、なんなら違う世界線と思える。というか違う世界線でなければ辻褄が合わないし腑に落ちない。病院から出ることもできず死ぬこともできず、みんなで過ごした楽しかった思い出を燃やして諦める(忘れる)というジミンのNOTESにあった心境を表しているシーンかなとは思うけど、どうしてジミンがこの写真を持っているのかは謎のまま…。






という感じでRUNについてああだこうだ言ってみました。走り回ってるシーン多かったな。まあRUNだし当たり前か。カット割も多いし全てのシーンに意味があるような気がして大変だったけど楽しかったな。
INUやprologueではわりとNOTESや漫画に沿った内容だったけどRUNはそこまで沿った内容ではなかった気がする。だからこそ考察のしがいがあるMVだった。RUNはprologueより前の出来事と仮定して考察したけど最後のジミンが燃やしている写真とprologueのラストシーンのおかげで(せいで)かなり複雑になったな…。

次は補足程度にINUとRUNの日本語版を上げられたらいいなと思っています!お疲れさまでした!